挨拶


岐阜市長 細江茂光 様

第53回岐阜県学校歯科保健研究大会が、県内の学校歯科医の皆様をはじめ学校保健関係者、小中学校の先生方をお迎えして、盛大に開催されますことを心からお慶び申し上げます。
また、学校歯科保健関係者の皆様には、日頃より子どもたちの歯・口の健康づくりにご尽力いただいていることに心から敬意を表すとともに深く感謝を申し上げます。

子どもたちを取り巻く環境は急激に変化し、心身の健康に大きな影響を与え、様々な健康問題が生じています。
歯・口の健康問題についても、むし歯の予防に取り組み、大きな成果をあげてきましたが、新たに咀嚼など口腔機能の未発達、口腔の疾病の増加などが問題として指摘されるようになりました。
このように時代とともに、健康問題も変化していきます。
そのため、健康問題を解決していくために、子どもたち自身が心身の健康の価値を把握し、自ら考え、健康な生活を実践しようとする資質や能力を育てることが大切だと考えます。

岐阜市では、第二次ぎふ市民健康基本計画を策定し、「市民誰もが健康かつ生きがいを持ち、安心安全で豊かな生活を営むことができるまち」を目指しています。
これは、本市の重要施策の1つである「医療・健康立市」が目指す都市像でもあります。
実現のためには、やはり子どもの頃から必要な知識や習慣を身につけることが重要だと考えております。

今回の大会テーマ「自ら考え すすんで取り組む 歯・口の健康づくり」〜連携の主役は児童生徒〜は、まさに子どもたちの資質や能力の育成を目指したものであり、子どもたちにとって関心の高い「歯・口の健康づくり」を通して、自分自身の健康問題を意識し、生涯にわたって主体的に健康の保持増進に努めていける健康づくりの基礎となることを期待しております。

終わりに、本大会の成功と、皆様方のますますのご活躍・ご健康を心から祈念申し上げ、お祝いの言葉といたします。

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