挨拶
実行委員長 林 時晴
この度、第53回岐阜県学校歯科保健研究大会を岐阜市において開催することになりました。
本大会を開催するにあたり、多数のご来賓をはじめご来場の皆様方にご参加を賜りますことに深く感謝し、心から御礼申し上げます。
さて3月11日の東北地方を中心に発生した未曾有の地震と津波は東日本各地に大きな被害を残しました。犠牲になられた多くの方々に深く哀悼の意を表すとともに、被災された皆様方には心からお見舞い申し上げます。
本大会の開催はこのような状況下で自粛の声も聞かれましたが、岐阜県歯科医師会、岐阜県教育委員会のご指導をいただき、岐阜市歯科医師会・岐阜市教育委員会が本大会の主管を務め開催することとなりました。
今回のテーマは
自ら考え すすんで取り組む 歯・口の健康づくり
〜連携の主役は児童生徒〜
であります。
岐阜市立三里小学校、岐阜市立長良中学校の両校からは、歯科保健教育を通して歯・口の健康づくりからからだ全身の健康づくりができる児童生徒の実践を研究発表していただきます。
また岐阜市歯科医師会母子学校歯科保健委員会より、会員発表として岐阜県学校歯科保健優良小学校と他の小学校での口腔と運動能力について興味ある発表をしていただきます。
そして特別講演では朝日大学歯学部教授 硲 哲崇先生より、摂食の生理学として学校現場で抱えている食育に関するさまざまな問題点の解決となる糸口についてご講演していただけると考えております。
幸いにも細江市政の基本政策は医療・健康・教育立市であります。そのような背景の中で、本大会において学齢期に生涯にわたる健康の基礎づくりを歯科保健活動を通して児童生徒・学校・家庭から地域と連携が拡がり口腔機能が健全に発達するように役立てていただければ幸甚に存じます。
最後に関係各位の多大なるご協力に感謝申し上げ、挨拶の言葉とさせていただきます。