研究発表


岐阜県の小学校の歯・口の状態および運動能力の現状

一般社団法人岐阜市歯科医師会 祖父江達子

学校保健の取り組みのひとつとして学校歯科保健の取り組みがあります。
近年、学校歯科保健に熱心に取り組む学校が増加し、児童・生徒の歯・口の状態が著しく改善されてきています。また学校歯科保健に取り組むことがきっかけとなり、児童・生徒が口腔以外の健康にもさらに関心を持ってくれるようになることが望ましいと考えられます。

今回、岐阜市歯科医師会として岐阜県学校歯科保健優良校に選ばれた学校について現在の歯・口の状態と運動能力などをその他の学校と比較し、今後学校歯科保健活動を続けることにより、さらに児童・生徒の保健活動への関心が増し、健康な心身が成長するのではないかと考え、またそのためにはどのような方策を立てればよいかについて今後も検討していきたいと考えています。そこでまず現状を知るため、児童・生徒の歯・口の状態、体力テスト等の現状を調べてみました。また歯・口の状態と全身の成長発育との関係についても述べたいと考えています。

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